ユベントスのフォワードロナウドさんが、2017年に脱税の罪で告訴されていました。
しかし、今月の初めに24億円の罰金を支払うことで解決。危うく刑務所でキャリアを終えるリスクを逃れました。
超セレブな私生活でも有名なロナウドさんの確定申告は桁違いのものですが、彼にとってはなんてことない税金でしょう。
世界のトップサッカープレーヤーとして夢を届けるロナウドさんですが、なぜズルをしてしまうのかロナウドが脱税の罪で罰金23億円!”法律を理解していなかった”懲役2年を笑顔で免れるについてお伝えします。
目次
ロナウドさんのwiki風プロフィール
本名:Cristiano Ronaldo dos Santos Aveiro(クリスティアーノ・ロナウド・ドス・サントス・アヴェイロ)
生年月日:1985年2月5日
出身地:ポルトガル・フンシャル(マデイラ島)
身長:187cm
体重:83.5kg
血液型:O型
所属クラブ:ユベントスFC
5人兄弟姉妹の末っ子としてポルトガルのマデイラ島に生まれます。
6歳の時にサッカーを始め、CDナシオナルからスポルティングのユースに移籍入団します。
世界の強豪フォワードのロナウドさんは、レアル・マドリードでその比類ないサッカータレントをグングン上達させ、トップサッカープレーヤーとして頂点にたどり着きました。
たった一人でもチームを勝利に導くほどのスキルは、独特のドリブルからシュートまでライバルを敵のプレーヤーを惑わせるプレーとなっています。
2003年にマンチェスター・ユナイテッドに入団。この時に得たナンバー7が、後のstrong>ロナウドさんのニックネームCR7として彼のシンボルとなっています。
2006年〜2007年のシーズンでは、PFA年間最優秀賞選手賞をはじめとする3つのプレミアムを受賞。
2008年にはパロンドールとFIFA最優秀選手賞を受賞。
2009年レアル・マドリードに移籍。2016年のチャンピオンズリーグでは、グループステージで11のゴールを決めベストイレブンに選ばれます。
翌年、通算100のゴールを記録し、世界のトップサッカープレーヤーとして名声を高めます。
2018年9年間活躍したレアル・マドリードから移籍金153億円でユベントスと4年間契約をします。
これまでにUEFAチャンピオンズリーグで5回優勝、様々なシーズンで得点王を記録。パロンドール5回受賞など史上に残る功績を誇るロナウドさん。
レアル・マドリードでは、451の最多ゴール、1試合に1ゴール以上のパーセンテージを記録しています。
ロナウドさんはワザと脱税をしていた?
今回ロナウドさんが、申告をしていなかった税金は約18億円で、懲役23ヶ月の判決が下ったようです。
リアル・マドリードで活躍中だった2010年〜2014年の4年間分の肖像権による収入がタックスフリーの地域に移されていたようです。
当初、ロナウドさんは不正とされた金額をそのまま支払う意向を見せました。
しかし、裁判では罰金総額36億円を要求。ロナウドさんが躊躇していたため、判決が長引いていました。
幸いスペインでは、24ヶ月に満たない懲役判決であれば、罰金によって保護観察処分となるそう。
無論、億万長者のロナウドさんにとって好都合な罰金を選んだのは当然のこと。
その態度に裁判所は罰金を約12億円減額し、約24億円をロナウドさんが支払ったことで解決しました。
不正に扱われた収入は、納税の必要がない地域(タックス・ヘヴン)に行き渡っていたことから、故意的に行なったという批判もありました。それに対してロナウドさんの弁護士は彼は法律を理解していなかっただけと弁護しています。
しかし、チームの契約金をはじめ金銭面に関してはガッチリしているサッカー選手ですから、単なる言い訳逃れに過ぎないとも思われます。
本人は間違った行為をしたと認めているものの、ワザとではないことを主張し罪を軽くしたかったのでしょう。
ちなみに、タックス・ヘヴンというとモナコ公国が挙げられますが、テニス選手やF1レーサーも多く住んでいます。
ロナウドさんの場合、チームの本拠地で仕事をせねばなりませんから、自由に居住地を選べないことが脱税の原因になったのでしょう。
ロナウドさんは脱税の罰金王者!反省なし
そもそも、脱税の容疑が浮上したのは2016年にフォーブスがきっかけになったとも思われます。
ロナウドさんの年収が94億円以上で、アスリートの中でトップであることを公表しています。
すでにトッププレーヤーとして活躍していたロナウドさんが、新たにマスコミに注目され、脱税の疑いが同時に広がったようです。
お金持ちによくある脱税ですが、結局裁判ごとになってしまうたびにその人の価値がグッと下がってしまいます。
プロのサッカー選手を夢見る少年のお手本でもあるロナウドさんですが、周囲の反応や自分が犯した過ちに対してそれほど反省をしていないようです。
まるでフェスティバルのように裁判所に笑顔で現れ、フィアンセのジョルジーナ・ロドリゲスさんと仲良く手を繋いで出廷。
ファンや報道陣に対して挨拶をするなどなんの罪も罰金の負担も感じていないようです。むしろ、罰金をアピールしながら、資産の面でも王者であることに満足していたかもしれません。
真面目に払っていれば約6億円が節約できたものの、ユベントスでの契約で、年収約39億円あるロナウドさんにとって、大して生活が変わる金額ではないでしょう。
ここまでお金持ちになるとお金の価値観が麻痺してくるのかもしれません!
今年34歳になったロナウドさん。サッカー選手としては古株になりますが、これからも素晴らしいプレーを期待しましょう!
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まとめ
・ロナウドさんの脱税の罪が罰金24億円で解決
・容疑に対して弁護側はロナウドはスペインの法律をよく理解できなかったと弁明
・フィアンセと笑顔で裁判所に現れたロナウドさんは反省の色なし